2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
どうも、こんにちは 今回は、吉本ばななの人気作『アムリタ』を読んだよ。幻想的で悲劇も喜劇もまぜこぜな不思議な物語だけど、どこか愛おしい雰囲気を持った作品だった。 1.読後感子どもの頃の夏、が持ってるような、甘くて楽しい日々からの、終わりが近…
どうも、こんにちは。 今回は、日本の代表的な作家である村上春樹の謎多き名作『海辺のカフカ』を読んだよ。15歳の僕(田村カフカ)の成長物語であり、生死や人間を超越した存在が登場する謎多き物語だった。読者の考えに委ねるということで、公式な見解は村…
どうも、こんにちは。 今回は、『星の王子さま』で今なお有名なサン・テグジュペリのもう一つの代表作『夜間飛行』。僕も、サン・テグジュペリは『星の王子さま』しか読んでいなかったので、この作風の落差にはたまげたよ。 1.読後感最初は堅苦しいと思っ…
どうも、こんにちは。 今回は、現実的なものと幻想的なものとを融合させて、一つの大陸の生と葛藤の実相を反映する豊かな想像力の世界を構築したとしてノーベル文学賞も受賞したガルシア・マルケス。彼の代表作の1つである『百年の孤独』。今もなお、ラテン…
どうも、こんにちは。 コロナウィルスが世界を賑わせているので、お家で自粛しつつ、本を楽しんでるよ。 今回は番外編ということで、坂口安吾の有名な『堕落論』について。これは非常に当時センセーショナルで今なお有名な評論だ。 1.読後感 従来の価値観…