純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

純文学1000本ノック 83/1000 大江健三郎『死者の奢り』

どうも、こんにちは。 今回は大江健三郎の『死者の奢り』です。日本人として二人目にノーベル文学賞を受賞した作者の短編小説です。一読してみましたが、内容は理解しきれなかったです。 1.ざっくりあらすじ アルバイトとして割のいい大学病院の死体運びを…

純文学1000本ノック 82/1000 大江健三郎『人間の羊』

どうも、こんにちは。 今回は大江健三郎の『人間の羊』です。日本人として二人目にノーベル文学賞を受賞した作者の短編小説です。 1.ざっくりあらすじ 家庭教師のバイト終わりにバスに乗り込んだ主人公の僕は、陽気に酔っぱらった外国人兵たちの間に座って…

純文学1000本ノック 81/1000 大江健三郎『飼育』

どうも、こんにちは。 今回は大江健三郎の『飼育』です。日本人として二人目にノーベル文学賞を受賞した作者の当時最年少だった芥川賞受賞作です。 1.ざっくりあらすじ 戦時中、谷間の村に父と弟と三人で住む主人公の僕。町との橋は大雨による土砂崩れで塞…