純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

純文学1000本ノック 49/1000 モーパッサン『脂肪の塊』 人間のエゴの醜さを暴く

どうも、こんにちは。 今回は、20世紀初頭の日本文学にも大きな影響を与えたフランスのモーパッサンの処女作『脂肪の塊』。 1.読後感 なんともいえない後味の悪さが胸に残った 2.ざっくりあらすじ (1)普仏戦争 フランスとプロイセン王国(現ドイツ)…