純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2020-02-11から1日間の記事一覧

純文学1000本ノック 6/1000 石田衣良『娼年』 娼年の心の動きとSEXを軽やかに

どうも、こんにちは。 今回は 石田衣良の『娼年』を読んでみたよ。こちらの作品は純文学ではないという向きも多いだろう(実際直木賞の候補作に入っている)。しかし、純文学に必須な芸術性ともいうべきものはある程度担保されている作品でもある。 1.読後…