純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2020-01-04から1日間の記事一覧

純文学1000本ノック 2/1000 カミュ『異邦人』 ムルソーには異邦人たる自覚はあったのか。

どうも、こんにちは。 今回はアルバート・カミュの『異邦人』を読んでみたよ。 1.読後感 ぬるぬるとした感じだね。もちろん最後の解説まで読んだわけだけど、彼はなぜ頑なに「嘘をつくこと」や「演じること」を選ばなかったんだろうという疑問は消えぬまま…