純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2022-01-07から1日間の記事一覧

純文学1000本ノック 94/1000 青野暦『穀雨のころ』

どうも、こんにちは。 今回は文学界新人賞を受賞した『穀雨のころ』です。 1.ざっくりあらすじ 高校生四人の詩的群像劇という雰囲気。サッカー部を病気により休んでいるハツは、サッカーの才能がなく、あるとき美術部のエミに声をかけられモデルになり、自…