純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2021-02-14から1日間の記事一覧

純文学1000本ノック 66/1000 中上健次『十九歳の地図』

どうも、こんにちは。 今回は中上健司の『十九歳の地図』です。四十六歳という若さでこの世を去り、日本文学界においてもはや伝説的な存在となった作者のデビュー作です。 1.ざっくりあらすじ 東京で予備校生として新聞配達員として働きながら、新聞配達員…