純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2020-08-14から1日間の記事一覧

純文学1000本ノック 45/1000 志賀直哉『暗夜行路』 苦難の先にあるもの

どうも、こんにちは。 今回は、日本を代表するリアリズム文学を書いた志賀直哉の代表作『暗夜行路』。本作は彼の唯一の長編小説である。 1.読後感 数々の苦難の先にみえる小さな希望に胸を突かれる思いになった。 2.ざっくりあらすじ (1)時任謙作 時…