純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2020-06-28から1日間の記事一覧

純文学1000本ノック 40/1000 石原慎太郎『処刑の部屋』 ただ行動すること

どうも、こんにちは。 今回は、前回に続き、石原慎太郎の代表作の一つ『処刑の部屋』。『太陽の季節』から変わらず暴力的で救いの無い内容ですが、作中の主人公克己の何をやりたいかなどあれこれ思い悩まずに行動するだけ、という考えの徹底には美しさすら感…