純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2020-06-14から1日間の記事一覧

純文学1000本ノック 36/1000 トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』 青年期の村上春樹に自信を無くさせた早熟の天才

どうも、こんにちは。 今回は、トルマーン・カポーティの代表作の一つ『ティファニーで朝食を』。 1.読後感 胸の奥がざわざわとするのと同時に、なしつぶてな爽快感のようなものを感じた。もちろん映画は観ていたわけだけれど、ヒロインであるホリーの描写…