純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2020-03-27から1日間の記事一覧

純文学1000本ノック 24/1000 村上龍『限りなく透明に近いブルー』 非現実的な世界観の中で苦しむ若者たち

どうも、こんにちは。 今回は村上龍のデビュー作『限りなく透明に近いブルー』。どんな作家でもデビュー作は傑作な場合が多いと思うが、この『限りなく透明に近いブルー』は純文学の新人賞「群像新人賞」を獲得後、国内純文学の最高峰である「芥川賞」を受賞…