純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2020-03-18から1日間の記事一覧

純文学1000本ノック 23/1000 夏目漱石『吾輩は猫である』 猫を語り手とした痛烈な社会批判と漱石の未来予想図

どうも、こんにちは。 今回は夏目漱石のデビュー作にして、未だ衰えることを知らない明治の大人気小説『吾輩は猫である』。漱石がこれを書いたのが40歳の頃で、それから50歳で亡くなるまでの10年でこれだけ多くの名作を遺したって言うんだから驚きだね…