純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2020-03-12から1日間の記事一覧

純文学1000本ノック 21/1000 森鴎外『舞姫』 鴎外の青春と苦悩、そして罪の意識

どうも、こんにちは。 今回は明治を代表する文豪 森鴎外の『舞姫』。ちなみに僕は井上靖氏の現代語訳版を読んだよ。現代では鴎外のクズっぷりを評されることも多いけど、一方で人間の相反する感情が描かれた優秀な作品だよね。 1.読後感元々、現実の結末を…