純文学1000本ノック

ただひたすらに純文学の読書感想を並べていきます。

2020-06-12から1日間の記事一覧

純文学1000本ノック 35/1000 三島由紀夫『仮面の告白』 幼年期から続く主人公の仮面の告白とは

どうも、こんにちは。 今回は、三島由紀夫 の初期代表作の一つ『仮面の告白』。 1.読後感 気味の悪いものが胸いっぱいに広がるようだった。歪んだ爽快感と陶酔の入り混じる奇妙な物語だった。 2.ザックリあらすじ (1)幼少期からの仮面 物語は、題名の…